上司の秘密の誘い
A real story from our community

私、佐藤美咲は、28歳の広告代理店勤務。今日も残業で、オフィスに一人残っていた。
「まだ、残ってるのか?」
突然、後ろから声をかけられて、びくりとした。振り返ると、そこには営業部長の高橋課長が立っていた。
「あ、課長。はい、まだ少し…」
「俺も、書類仕事が残っててな。君も、結構頑張り屋だな」
課長は、にこりと微笑んだ。42歳の彼は、いつも冷静沈着で、社内でも信頼されている。
「コーヒー、入れようか?」
課長が、私のデスクに近づいてきた。彼のシャツから漂う、微かなオーデコロンの香りが、私の鼻をくすぐった。
「ありがとうございます」
私たちは、並んで、コーヒーを淹れた。
「美咲さんは、彼氏とか、いるのか?」
突然の質問に、どきりとした。
「いえ、今は、一人です」
「そうか。じゃあ、週末は、一人で過ごしてるわけだ」
課長の目が、なぜか熱を帯びて見えた。
「実は、今夜、ちょっとした集まりがあるんだが、来ないか?」
「えっ? どんな集まりですか?」
「社外の友人たちとの、小さなパーティーさ。気軽なもんだ」
私は、迷った。でも、課長の誘いを断る理由が見つからなかった。
「じゃあ、お供させてもらいます」
課長の顔が、満足そうに輝いた。
パーティー会場は、高級マンションの一室だった。案内された部屋は、照明を落とした、ムードのある空間だった。
「高橋さん、遅いわね」
女性の声がして、振り返ると、そこには妖艶な女性たちがいた。
「紹介するよ。これが、うちの部下の佐藤美咲さんだ」
私は、緊張しながら、挨拶をした。
「ねえ、美咲ちゃん。高橋さんの、タイプなのね」
女性の一人が、私に囁いた。
「えっ? そんな…」
「照れてる。可愛いわ」
私は、顔が熱くなるのを感じた。
「どう? 楽しんでる?」
課長が、私の隣に座った。
「はい、皆さん、優しくて」
「君が、来てくれて、嬉しいよ」
課長の手が、そっと、私の肩に回された。
「実は、今日は、君に、話があって、誘ったんだ」
課長の声が、低くなった。
「話、ですか?」
「うん。俺たち、大人同士だから、正直に話そう」
私は、緊張しながら、彼を見つめた。
「君のこと、気になってる」
突然の告白に、息が止まった。
「でも、課長…私…」
「わかってる。上司と部下だ。でも、俺は、我慢できない」
課長の顔が、近づいてきた。
「ダメ、こんなところで…」
「大丈夫。皆、理解者だから」
課長の唇が、私の唇に重なった。柔らかく、でも、確かな感触だった。
「ん…」
私は、抵抗した。でも、体は、彼の温もりを求めていた。
「奥に、個室がある。行こう」
課長に、手を引かれて、奥の部屋へ向かった。そこは、ベッドルームだった。
「君を、傷つけたくない」
課長は、優しく、私の頬に触れた。
「でも、欲しい」
私は、覚悟を決めた。
課長の手が、私のブラウスのボタンを、一つずつ外していく。肌が空気に触れるたび、私の体は震えた。
「綺麗だ」
課長の視線が、私の体を這った。恥ずかしさと、興奮が、同時に込み上げてきた。
「あ…」
課長の唇が、私の首筋に触れた。熱い息が、肌を這い、私の体は、甘く疼いた。
「感じるところ、知ってる」
彼の指が、私の敏感な部分を探っていく。
「だめ、そこは…」
でも、私の体は、正直に反応していた。
「君の声、聞かせて」
課長は、私の耳に囁いた。そして、私の体を、ゆっくりとベッドに導いた。
「怖くない?」
「少し…でも、いい」
私は、目を閉じた。
課長の愛撫は、丁寧で、優しかった。まるで、大切な宝物を扱うように、私の体を慈しんだ。
「あん…そこ…」
「ここが、好き?」
彼は、私の反応を確かめながら、私を高めていく。
「もう、我慢できない」
課長は、私の上に重なった。彼の熱いものが、私の中心にゆっくりと入ってくる。
「ああっ…」
痛みと、快感が、同時に走った。
私たちは、一つになった。課長の動きに合わせて、私の体は、自然に反応した。
「美咲…君は、素敵だ」
「課長…私も…」
快感が、体中を駆け巡った。
「一緒に、行こう」
課長の声が、耳元で響いた。私たちは、同時に、頂点に達した。
「あああっ…」
私は、彼にしがみついた。
後で、私たちは、静かに抱き合った。
「ごめん、急に」
「いいえ…私も、よかった」
でも、現実に戻れば、私たちは、上司と部下だ。
「明日から、どうする?」
私は、不安そうに聞いた。
「変わらない。でも、今夜のことは、忘れない」
課長は、私の髪を優しく撫でた。
「でも、会社では…」
「わかってる。でも、また、会いたい」
私は、頷いた。
翌日、オフィスで会った課長は、いつもと変わらなかった。
「おはよう、美咲さん」
「おはようございます」
でも、私たちの間には、秘密の絆が生まれていた。
「今夜、また?」
メールが届いた。
「はい」
私は、返事をした。
上司と部下の秘密の関係。でも、私は、この背徳感が、好きだった。
『上司の誘いに応じた夜、私は知った。禁断の快感と、秘密の甘い罠を』




