先生の秘密のレッスン
A real story from our community

私、伊藤桜は、24歳の会社員。今日も、英語の個人レッスンに来ていた。
「今日も、頑張りましょう」
先生の田中は、35歳の男性。いつも、スーツ姿で、真面目な印象だった。
「はい、よろしくお願いします」
私は、英語が苦手で、社内での昇進試験のために、週に一度、レッスンを受けていた。
「じゃあ、今日は、日常会話の練習から」
田中先生は、いつものように、テキストを開いた。
でも、今日は、なんだか、彼の様子が、いつもと違うように見えた。
「先生、どうかしましたか?」
「えっ? いや、何も」
でも、彼の視線が、私に注がれているのを感じた。
「桜さんは、最近、彼氏とか、いらっしゃいますか?」
突然の質問に、どきりとした。
「いえ、今は、一人です」
「そうですか。じゃあ、お休みの日は、一人で過ごしてるわけですね」
「はい、まあ…」
田中先生の目が、なぜか熱を帯びて見えた。
「実は、今日は、特別なレッスンを、してみたいと思ってるんです」
「特別なレッスン?」
「ええ、通常のカリキュラムとは、少し違うんですが」
田中先生は、私を見つめた。
「どんなレッスンですか?」
「それは…実践的なコミュニケーションです」
「実践的?」
「ええ。言葉だけじゃなく、体も使った、深いコミュニケーション」
田中先生は、私のそばに、近づいてきた。
「先生…?」
「怖がらないでください。これも、教育の一環です」
突然、田中先生が、私の手を取った。
「今日は、君のことを、もっと知りたい」
「でも、先生…私たち…」
「わかってます。でも、我慢できないんです」
彼の手が、私の頬に触れた。
「最初から、君には、惹かれていた」
田中先生は、低い声で言った。
「でも、私…」
「無理強いは、しません。でも、今夜だけでも、付き合ってください」
私は、迷った。でも、彼の真剣な表情に、心を動かされた。
「わかりました」
私は、小さく頷いた。
「本当に?」
田中先生の顔が、喜びに輝いた。
「でも、これは、私たちだけの秘密です」
「もちろん」
田中先生は、私を優しく抱きしめた。
「温かい…」
彼の体からは、微かなオーデコロンの香りがした。
「桜さん、君は、素敵だ」
「ここでは、だめです」
田中先生は、周囲を見回した。
「奥に、個室があります。行きましょう」
私は、彼に手を引かれて、奥の部屋へ向かった。
個室は、小さなソファとテーブルが置かれた、落ち着いた空間だった。
「ここなら、誰にも、邪魔されません」
田中先生は、私をソファに座らせた。
「緊張してる?」
「少し…」
「大丈夫。優しく、するから」
田中先生は、私の隣に座り、そっと肩に手を回した。
「君の香り、いいね」
「先生…」
「今日は、先生じゃなくて、田中と呼んで」
私は、頷いた。
「桜、君の唇、触ってもいい?」
突然の言葉に、どきりとした。
「はい…」
私は、目を閉じた。
田中先生の唇が、私の唇に重なった。
「ん…」
最初は、優しいキスだった。でも、次第に激しさを増していった。
「もっと、君を知りたい」
田中先生の手が、私のブラウスに伸びた。
「ダメ、こんなところで…」
「大丈夫。誰も、来ないから」
ボタンが、一つずつ外されていく。
「あ…」
「綺麗だよ、桜」
田中先生の視線が、私の肌を這った。
「恥ずかしい…」
「違う。君は、美しい」
彼の言葉に、私の体は、熱くなった。
「感じるところ、知りたい」
田中先生の指が、私の敏感な部分を探っていく。
「あ…そこ…」
「ここが、好き?」
彼は、私の反応を確かめながら、私を高めていく。
「もう、我慢できない」
田中先生は、私の上に重なった。
「大丈夫?」
「はい…」
私たちは、ゆっくりと、一つになった。
「ああっ…」
痛みと、快感が、同時に走った。
「桜…君は、素敵だ」
田中先生の動きに合わせて、私の体は、自然に反応した。
「一緒に、行こう」
田中先生の声が、耳元で響いた。
私たちは、同時に、頂点に達した。
「あああっ…」
私は、彼にしがみついた。
後で、私たちは、静かに抱き合った。
「桜、ありがとう」
「私も、ありがとう」
でも、私たちの関係は、これからどうなるのだろう。
「また、会えるかな?」
田中先生が、不安そうに聞いた。
「はい、もちろん」
「でも、レッスンじゃなくて、こういう関係で…」
「私は、田中先生のことが、好きなの」
私は、彼の頬に、キスをした。
「でも、これは、私たちだけの秘密だよ」
「もちろん」
私たちは、約束を交わした。
翌週、私は、いつものようにレッスンに来た。
「今日も、よろしくお願いします」
「こちらこそ」
田中先生は、いつものように、真面目な表情で、レッスンを始めた。
でも、時折、私たちの目が合うと、彼は、小さく微笑んだ。
私も、頬を赤らめながら、微笑み返した。
レッスンが終わって、私が帰り支度をしていると、
「桜、今夜、時間ある?」
田中先生が、小声で囁いた。
「はい」
私は、頷いた。
私たちは、また、秘密の時間を過ごした。
先生と生徒の関係を超えた、特別な絆。
『先生の秘密のレッスン、それが、私たちの始まりだった』




