ジムのトレーナーとの、秘密のレッスン
A real story from our community

三十路を過ぎて気になり始めた体型。近所のジムに入会し、担当になったのは健太トレーナー。私より五歳年下で、鍛え上げられた肉体と爽やかな笑顔が眩しい。
指導は的確で分かりやすく、言う通りにトレーニングをこなした。フォーム修正で触れられる度に鼓動が早まる。大きな手、逞しい腕——次第に一人の男性として意識し始めた。
ある日、トレーニング後「栄養指導兼ねて食事でも」と誘われた。断る理由などない。
オーガニックレストランで食生活のアドバイスを受ける。仕事モードの彼は頼もしく魅力的だった。
その後バーで杯を重ねると、普段の爽やかさとは違う影のある大人の顔を見せた。
「彼氏はいるんですか?」
首を振ると「もったいない。こんなに綺麗なのに」と言われ顔が熱くなった。
家まで送られ、別れ際に腕を掴まれた。
「もう少し一緒にいても?」
真剣な眼差しに頷くしかなかった。
部屋に入ると壁に押し付けられ、激しい口づけを求められた。ジムでの笑顔からは想像できない情熱的なキス。
「ずっとこうしたかった」
囁く嗄れ声に服の中に手が侵入。抵抗できなかった——むしろその強引さを求めていた。
もつれながらベッドへ。彫刻のような鍛え上げられた体。一つ一つの筋肉が興奮を誘う。
トレーニング器具のように軽々と持ち上げられ、様々な体位を試された。経験したことのない刺激的でアクロバティックな行為。
「すごい…健太さん」「まだまだこれからですよ」
悪戯っぽい笑いと共に夜明けまで幾度も重なった。彼は身体の可能性を全て引き出してくれた。
翌日からジムでの関係は一変。トレーニング中の視線や接触が官能的に感じられ、終了後は二人だけの秘密のレッスンが始まった。
この関係がいつまで続くか分からない。今はスリルと快感に溺れていたい。退屈な日常を鮮やかに彩る秘密のレッスンだから




